ソ連の核シェルター‼︎冷戦博物館に行ってきた‼︎
こんにちは。まただいぶブログ書くのをサボってました。
最近、意外な人からも「ブログ読んでるで!!」っと言われることがあり、めちゃめちゃ喜んでいるリクです。
さて、前回はモスクワの歴史上ロシア政治の中心になってきたクレムリンに行った記事を書かせてもらいました。
クレムリンでインペリアルイースターエッグを見た後、当初から予定していた冷戦博物館に向かいました!
なんとも物々しい名前です。
正式名称は「Bunker 42 Cold war Museum」です。
公式サイト貼っときます。デフォルトはロシア語ですが、英語、中国語に対応してます。
赤の広場と比べるとかなりマイナーな観光地になります。
ヨメ様と2人でモスクワで面白そうなスポットをググってたらたまたま見つけました。
元々ソ連時代には、軍の基地として使われており核戦争が起こった時にも対応できるよに核シェルターにもなっていたとのこと。
そしてこの基地、住宅地の地下にあるんですが
冷戦時代はモスクワ市民は地下に軍の基地があるなんてだれも知らなかったそうです。
(すごい。。マンガの世界みたい。。。。)
タクシーの運ちゃんに場所が伝わるのかと少し心配だったのですが、配車アプリ”Yandex Taxi”を使って地図で目的地を事前に申請できるので難なく行けました。
(Yandex Taxiについては以前も記事でまとめしたので、気になる方は一度読んでみてください!)
向かうと普通の住宅街です。
こんなとこに本当に軍の施設が?って感じです。
ありました。
赤の星のマークがソ連を感じさせますね。
現在ここはロシア軍の管理らしく、働いている方も軍服をきている人が多かったです。
周りは住宅街の雰囲気なのですが、この扉だけ少し物々しさありますね。
公式サイトによると予約が必要とのことだったので、予約しました。
いくつかツアーがあるみたいですが、僕らは”Cold War"のコースにしました。
英語でのツアーは13:30と15:30だったので13:30の方に参加しました!
10分前には扉の前にいるようにとのことだったので30分前についておやつタイムです。
左はロシアのエナジードリンク。
モンスターみたいだけど、モンスターではない。
待ってるのは僕らだけで、沢山の人で混雑していた赤の広場と真逆です。
ちらちら人がいるんですが、扉の中に入っていってるんで僕らも入ってみます。
中はこんな感じ。
大きいソ連のマークもありました。
写真真ん中のドアから中に入ると、受付があってそこでチケットを買いました。
特に予約の有無は聞かれず。
(果たして予約は必要だったのか?笑)
待ってるように言われてたので、ソ連のマークの前で待ちます。
しばらくすると軍服をきたお兄さんが出てきてツアーの説明スタートです。
僕らの他に東欧系(おそらく)の女の子3人がいました。
ツアー参加者は僕ら含めて5人です。
この施設について軽く説明がありました。
この建物自体は住宅施設に見えるが、カモフラージュでそうしているとのことです。
まずは階段を降ります。
地下65mに施設があるらしく、B18階まで降ります。
なんと階段で(笑)
この数字が1から18まで続きます。
ながい。。。
つきました!
なかなかハードです、、、
中はこんな感じ。
めちゃめちゃ分厚そうなコンクリートの壁です。
壁の横からずっとゴーゴーと音がしてるんですが、なんとこの壁のすぐ横を地下鉄が走っているとのこと。
すごい!!!
実は地下鉄の駅にも秘密ルートで繋がっていて、当時の職員はバレないように私服でその駅経由で基地に入り、ここで軍服に着替えていたとのこと。
なかはこんな感じで当時の施設の様子をマネキンで再現しています。
ちょっと雰囲気怖い感じあります。
中はシェルターの鉄筋でゴツゴツした感じとお屋敷みたいな高級感ある感じが混ざってる感じです。
アメリカとの冷戦が始まってから、いつモスクワに核爆弾が投下されるかわからないので、ソ連国民にも秘密で地下にシェルターを作っていたのこと。
もちろん核爆弾が投下されても耐えられる施設で、有事の際は3000人が90日間生活できるとのこと。
奥の部屋に行くとスターリンの人形がいました。
軍服兄さんが色々英語で説明してくれるんですが、なかなか聞き取れず。。。
爆弾や、ミサイルを展示している部屋もありました。
写真の右は核爆弾らしいです。
広島に投下されたアメリカの”リトルボーイ”とだいたい同じ大きさとのこと。
原子爆弾を初めて生で見ました。
ここでの軍服兄さんの説明の中で、
広島、長崎にアメリカが原爆を投下した話が出てきました。
そのなかで「アメリカは原爆を使用したが、僕らソ連は原爆を使用していない」と強く言っている部分があって、ソ連側の立場からのメッセージが聞けたような感じがしました。
そして、その部屋では核爆弾の発射のデモができるという企画が。
希望者のみで挙手制でした。他3人はあげる様子なかったので僕とヨメ様で挙手。
写真下のモニターの前に座ってします。
こんな感じです。
流れとしては
ソ連軍のトップから核爆弾発射の司令が出る→それを軍服兄さんが受ける→僕らがボタンを押して発射するというものでした。
もちろん実際には発射されるわけではなく、モニター場で発射される映像が流れます。
発射されて核爆弾はアメリカに到達し、アメリカ中が核爆弾によって破壊されるという内容でした。
最終的には 核がもたらす影響は恐ろしい。という終わり方。
さらに奥に行くとソ連時代に実際に使われていた通信機器や武器の展示がありました。
そこは写真NGと言われました。
会議室なようで、冷戦終盤のキューバ危機の時はここで重要な会議が行われていたとのこと。
大まかな流れはざっとこんな感じでした。
いろいろと細かい説明してくれてたんですが、なかなかお兄さんの英語が聞き取れなくてすごく悔しい(笑)
帰りはエレベータで帰れると思ってたのですが、なぜか階段で。。。
18階分登ります。。。
地上に上がってくるとすごく日光が眩しく感じました。
そして冷戦時代から現代に帰ってきた感も。笑
個人的にはすごく面白い施設で、赤の広場よりもレビューは高いです。
ただ、写真映えしないし、冷戦時代の頃の話をあまり知らない人は魅力半減かもしれないです。
ヨメ様は写真映えする赤の広場推しでした。笑
まあそれも含めて、
モスクワに行く方がいればぜひ行ってみてくださいい!!!
おすすめです!
〜まとめ〜
冷戦博物館は予約は絶対ではないが、予約は必要なさそう。
全然混んでない。
階段めっちゃおりる。
世界史好きにはかなりおもろい。
冷戦時代にかるくタイムスリップ感味わえる。
今回はここで終了にしたいと思います!!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございまいた!
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そしてコメント、質問もお待ちしております!!!
次回はAir bnbで参加したモスクワのウォッカ飲み歩きツアーについての記事を書かせてもらうと思います!
では!!!!
リク