【セブ島留学】マニラでトランジット!!ニノイ・アキノ空港がちょっとややこしい!
こんにちは、数日前までセブに語学留学に行っていましたリクです。
前回の記事では、コロナの影響で留学を中断し急遽帰国してきたことを書かせてもらいました。
今日からはセブでの日々を振り返りながら、今回の留学で経験したことを綴っていこうと思います!
今日はフィリピンの首都・マニラにあるニノイ・アキノ国際空港についてです!
今回、セブへの往路は直行便ではなく、マニラを経由する便を使用しました。
なぜなら、直行便より安いからです(笑)
出発前の値段では経由便と直行便の間には2万5千円くらいの差がありました。
(たしか、5万円と2万5千円くらいだったような。。。。すいません、うろ覚えです。)
しかも
関空−マニラ間はJetStar、
マニラ−セブ間はAirAsia
という便で、乗り換えは自力でしないといけませんでした。
通常、トランジットの際は預け入れ荷物はうけとらず、そのまま誘導にしたがって飛行機を乗り換えます。
出国や入国手続きも必要ないことが多いです。
しかし、自力での乗り換えでは、いったん出国し預け入れ荷物も受けとらないといけないんです。
やっぱり初めて行く空港では不安です。(笑)
フライトのプランは何があるかわかりませんし。過去にはフライトスケジュールが45分近く早くなることもありましたし(笑)
念のためにトランジットに6時間をとっておきました。
さて関空からニノイ・アキノ空港に出発です。
マスクしてる人が多いですが、全体的に人は少なめ。
LCCで機内食が基本的に出ないため、ファミマのからあげ弁当で腹ごしらえ。笑
4時間程度でニノイアキノ国際空港に到着です。
ちょっと脱線します。(僕が好きなちょっとした雑学です。笑)
さて、このニノイアキノ空港、名前がちょと変わってますよね。
もともとはマニラ国際空港という名前だったそうです。
1960年代〜1980年代に活躍し、とても人気があった政治家 ベニグノ・アキノ・ジュニア氏(彼の通称が”ニノイ”であった)の名前を取り、2010年にニノイアキノ空港に名前を変更したそうです。
お札にもなってます。(旧札)
1983年、当時フィリピンはマルコス大統領の20年近い独裁政治が続いていました。
選挙でも不正をしたり、国家資産の横領などかなり悪いことをしていたみたい。
このマルコス大統領の対抗勢力の野党のリーダーとして位置していたのが、
ニノイ・アキノ氏でした。
しかし、マルコス大統領によって反政府側の危険人物と見なされていたニノイ・アキノ氏はフィリピンから追放され、アメリカに亡命していました。
その後、マルコス政権の改善を目的に、帰国を決意。
アメリカからフィリピンへ帰国した際に当時のマニラ国際空港でマルコス大統領側の陰謀により暗殺されてしまいます。
当時の映像を日本のTBSのカメラがリアルタイムで追っており、当時まだ発達していないフィリピンメディアに代わり、この事件の報道に大きく寄与したそうです。
(打たれる瞬間の映像も残っており、Youtubeでも出てきました。見たくない方への配慮でここでは載せてません。)
その事件をきっかけに、国民の反政府感情の高まりと、国際的な批判の高まりもあってマルコス政権は破綻。
暗殺されたニノイアキノ氏の妻のコラソン・アキノ氏が大統領になります。その後、ニノイアキノ氏の息子のペニグノ・アキノ3世氏が大統領に就任し、マニラ国際空港の名前を現在のニノイアキノ国際空港に変更したそうです。
妻のコラソン・アキノ氏
息子のペニグノ・アキノ3世(通称は”ノイノイ”)
(フィリピンには通称が付くみたい笑)
めちゃめちゃ話がそれました!
僕らは第1ターミナルに到着!
無事出国手続きも行い、預け荷物も回収でき、
さあ自力でのトランジットです!!
次は、マニラ-セブ間の移動で、国内線の移動になります。
あらかじめ印刷してきた航空券には、場所っぽい記載は”zone2 " の文字のみ。。。
とりあえず、到着口から出発口まで向かいます。
しかし、出発エリアに入る際にチケットを見せるように警備員に言われます。
(他の人もみんないわれてました。)
チケット見た警備員が
”君たちはこのターミナルじゃないよ” と。
じゃあ、どこなん⁉︎笑
よわ〜い空港のWifiを使って、ニノイアキノ空港について調べます。
これがマップです。
どうやら、僕らが乗るAir Asiaの国内線は
Terminal 4から出るみたいです。
よしよし、現在Terminal1にいるため、Terminal4まで移動しないといけないんだな。
じゃあ、どうやって移動するんだ?
またまた、警備員さんに聞きます。
”タクシーに乗りなよ!!”
でも僕たちまだ、到着したばっかりで両替してないので現金持ってません。
(フィリピンの通貨は”₱・ペソ”です)
タクシーの運ちゃんにキャッシュレスは無理と言われたので、他の手段を探します。
またまた警備員に聞きます。
”無料のシャトルバスがあるよ!”
あるんかい!!!
そう言われ、また到着口付近に戻るとなにやら並んでいるところがあり、
これがシャトルバスを待っている人たちでした!
一安心です。ホッ。
しかーし、まだ問題は続きます!!
全然バスが来ないんです。。。
20〜30分くらい待って、やっと1台来たのですが、みんな荷物が多いのもあって待っている人の3〜4割くらいしか乗れませんでした。笑
二人で
”よし、タクシーで行こう!”
ヨメ様が取り合えず1万円を両替して、先ほどの出発口まで戻り、
またまた警備員に聞きます。
"そこに有料のシャトルバスがあるよ!!”
さっきと話が違う!!笑
ただ、僕らとしても早くTerminal4に行って、チェックインして安心したい!
この有料シャトルバスは5分程度で出発し、料金は一人200〜300円程度だったと思います。
そのバスの横には綺麗な”Premium Shattle Bus"と書いたバスもありました。
シャトルバスにもランクがあるみたい。笑
つまりニノイ・アキノ国際空港のターミナル間での移動は僕らの知る範囲では3パターンあり
①無料だけどなかなかこない利便性の悪いシャトルバス
②ちょっと高いけどタクシー
③有料だけどそんなに待たなくていいシャトルバス
はじめに警備員さんがタクシーを紹介してくれたのは利便性も考慮した優しさからだったのかも!
いちゃもんつけてごめんなさい。笑
Terminal2を経由して、(なぜかTerminal3は経由せず)20分くらいでTerminal4に到着です。
国内線だけだからか、かなり小さい。笑
チェックインすると、予定していた便がキャンセルされており、1時間後の便に乗るように言われます。
待つこと2時間程度。。。。
無事、搭乗できました!!!!
いや、ここまで長かった。笑
トランジットに6時間(結果的に7時間)の余裕をもって置いて本当によかったです。
Wikipediaによると、ニノイアキノ国際空港の評価はかなり悪いようで、
・ターミナル間の連接性は全く考慮されていない。
・ターミナルそれぞれが離れており、各ターミナルビル間の移動の際は一度空港敷地外の一
般道路に出なくてはならず、スムーズに移動・乗り継ぎ出来ない。
・CNNの観光ガイド「CNNGo」のランキングで「世界で最もムカつく空港ワースト10」
に、第5位にニノイ・アキノ国際空港がランクイン
・2011年から2013年まで、Sleeping in Airportsの国際空港に関する利用者投票で
「世界最悪空港ワースト1位」を3年連続で獲得している。
・空港周辺の道路の交通渋滞が慢性化しており、空港に辿り着くまでかなりの時間を要し、
到着時間が分からない状況である。
などの酷評が並んでいました。
政府は改善に向けて取り組んではいるようです。
もし、フィリピン、マニラの”ニノイアキノ国際空港”を利用することがあれば、
トランジットの際は時間に余裕を持って利用してください!!!
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しばらくセブ留学系で更新するつもりです!
ではまた!!!!!
リク